カナディアンライフ

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誕生日会に出席


先日、生徒の方の誕生日パーティにお呼ばれしたので参加した。誕生日パーティに出席するのなんて本当に久しぶりで、徐々に誕生日がおめでたいものでなくなってきた自分自身の年齢をつくづく感じる。

その生徒の方はホームスティをしているため、ホストマザーが食事とデザートを用意。それがかなり豪勢なもので、料理を目の前に笑顔を浮かべている自分に気付いた。メニューはフライドチキン、ローストビーフ、トマトソースのパスタ、サラダ、日本風春巻き、中華風炒め物、ガーリックトースト、そしてケーキ3種類など、フィリピンとシンガポールに住んでいたお料理上手なホストマザーの自信作ばかり。和洋中全てがそろった食卓はとても多国籍でカナダを象徴しているようだ。
(あまりテーマ性のないメニューだが、主役である生徒の方のリクエストだそう。)

誕生日会に出席

そしてパーティならではのおしゃべりタイム。カナダに来た当初は、パーティではどう人と接すれば良いのか分からなかったけれど、今ではお手の物。この5年間で、英語よりも知らない人と仲良くなる術を学んだ気がする。

誕生日会に出席

私はその生徒の方と毎日のようにお話はするけれど、“対お客様”という概念を取っ払ってのおしゃべりは始めて。最初はお互いぎこちなかったけれど最後は冗談を言い合うまでになった。リクエストされていたプレゼントである「お菓子詰め合わせ」を渡すととても喜んでくれて、こちらもホッと一安心。私まで心温まる一瞬だった。

家での誕生日パーティなんて日本で幼い頃に開いただけで、大人になった今ではレストランで友人数人だけ集まって行うことが一般的。しかし、レストランではパーティルームを貸し切らない限り、大声を出すことは不可能だし、子供お断りの場所もある。その点、ホームパーティだと裏方が必要なことを除けば、スペースも広く、歌を歌ったり踊ったり、もちろん子供も自由に遊べるので、全員が楽しむことができる。参加者が増えても減っても慌てる必要もないし。。。

誕生日会に出席

パーティが終盤に差し掛かった頃、私たちはホストマザーご自慢のデザートに舌鼓を打ち、パーティはお開きになった。「素晴らしい1年になればいいね」と主役である生徒の方に声をかけ、家路についた。

誕生日会に出席

千田カカオ(チダカカオ)
大阪府生まれ。女性。バンクーバーの生活に魅了され、2年で帰国する予定が5年目に突入。カレッジ卒業後、留学カウンセラーとして、留学生の生活・悩み相談を受けている。現在は就労ビザでの滞在だが、移民申請も視野に入れている。

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