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“カナダはいまだ建国中の夢の国だ。” ロッシュ・キャリア

ロッシュ・キャリア

“カナダはいまだ建国中の夢の国だ。
大抵の国は同じ人種で構成され、同じ歴史と一つの宗教を持ち、一つの言語を使っている。カナダ人の間には共通のものが少ない。だから我々は分かち合うものがたくさんあるのだ”

ロッシュ・キャリア（Roch Carrier作家：著書に”Contes”がある）
1937年ケベック州セント・ジャスティン生まれ

Canada is a dream in making. In most pther countries people have a common origin, the same history, a single religion, one language. Canadians don’t have many things in common. That’s why we have a lot to share.

“ワンパターンから抜け出せ！” オスカー・ピーターソン

オスカー・ピーターソン
（August 15, 1925 – December 23, 2007)

“自分のトレードマークになっている奏法にこだわりすぎるジャズピアニストが何と多いことか・・・。自分を一つのパターンに閉じ込めているのだ。私は、ピアノを、いかなる音楽も生み出せる一つの楽器とみている。だから一つの固定した奏法は持たず、自分が感じるように弾く”

200以上の曲をレコーディングしてグラミー賞7回受賞したジャズピアノの巨匠、オスカー・ピーターソンは、モントリオール生まれのカナダ人。晩年はトロントに近いミシサガに住んでいた。

これこそが、カナダの精神なのだ！！

「カナダには公用語として英語とフランス語の二つの言葉があるが、「公」文化というものはなく、ある種の人種がそれ以外の人種の上に立つこともない。カナダにいるのは“カナダ人”だけで、だれもが正当に扱われるべきだ。」
ピエール・エリオット・トルードー（カナダ20・22代首相）

マルチカルチャーで知られるカナダには、平和と異文化共存を推進した政治家がたくさんいる。トルードー首相は、近代の首相の中で最も人気があった首相で、マルチカルチャーを強く支持した人だ。個性が強い人で敵も多かったが、カナダ人が同国人として誇りに思う人の一人だ。

For although there are two official languages, there is no official culture, nor does any ethnic group take precedence over any other. No citizens or group of citizens is other than Canadian, and all should be treated fairly.
Pierre Elliot Trudeau