A: カナダの高校では高学年用（グレード11と12）に、日本では専門学校に行かなければとれないような選択コースをたくさん用意しています。
分野としては専門技術、ビジネス、ヘルスケア、家政学、コンピューター、インフォメーションテクノロジー、社会学、芸術、演劇などが一般的ですが、ビジネスを例にとると、会計、ビジネスコンピューターアプリケーション、インフォメーションマネージメント、データマネージメント、起業学、経営学、マーケティングなどがあり、非常に実践的です。
選択コースは学校により異なり、ある分野で非常に優れたプログラムを行っている学校もありますので、学校を選ぶ際はぜひ参考にしてください。こうしたきめ細かい点をアシストするのもカナダジャーナルの役目ですからどんどんご相談ください。

A: カレッジによっても異なりますが、ふつう6ヶ月前です。コース開始時期も年1回だけのものから年4回前後まで、カレッジによって異なります。
願書を提出するときはESLコースと並行して本科の願書を提出することも可能ですが、本科への入学は英語力が規定のレベルに達していることが条件になりますので、支払う授業料は、まずはESLだけに留めておくことをお勧めします。

A: 現在通学している学校で成績面と素行面で特別問題がない場合は転校でき単位も移行できます。
ふつう新学期（９月または２月）から転校しますが、学期の途中から転校を受け入れてくれる学校もあります。新規入学と同じで、入学願書、現在の学校の成績証明書、転校の理由を書いた手紙、学校からの推薦状、カストディアンに関する書類などを提出することになります。転校先の学校を決める際は、ご自分が求めている条件や環境を具体的に考えてご相談ください。

A: カナダの語学学校では当然ですがクラスがすべて英語で行われるため、講師の説明が今ひとつ理解できないままに時間が経ち、結果として自分の英語力に自信がもてない方がいるようです。英会話をマスターするには英語環境に浸かりきって勉強することが一番の早道であることは確かですが、文法を理論的に理解するには、日本語で英文法をおさらいするのも一つの方法でしょう。日本語で納得すると自信にもつながると思います。

A: 英語力が伸びずに困っている方はたくさんいますが、じつは、伸びていないと思っていても伸びている人の方が多いのです。それでは、なぜ伸びている実感がないかと言うと、英語力の伸びを自覚できる時期が段階的にやってくるからで、毎日それを実感できるわけではないからです。とくに初心者の方は、英語環境に浸かっているだけ耳が慣れるので、その分だけでも確実に伸びています。
初心者を例にとれば、半年ぐらいで伸びを自覚できることが多いです。しかし、これは半年経ったときに自覚するというよりも、あとから振り返ってみて、半年過ぎたころに確実に伸びていたことを“発見する”、といった感じです。 英語は“伸びていない”と思っているときが実は一番“伸びている”ものなので、いまの努力を続ければ、必ずあとでその成果が実感できるでしょう。