カナダ人に、“カナダ人ってどんな人種?”って聞いたら、まず誰も答えられないはず・・・。 なぜなら、もともとはイギリスとフランス系が主流だったカナダも、今では世界の人々が集まるモザイク社会になっているからだ。特に最近は、“ニューカナディアン”と呼ばれ、カナダに移住してカナダの市民権を取ってカナダ人になる人が急増しているので、いちがいにある種の人種を指して“これがカナダ人”とは言うことができない。 ニューカナディアンの増加率はカナダ人の出産率よりも4倍も多いため、今後20年間で、カナダの人口の25~29%がニューカナディアンで占められることが予想されている(カナダ統計局2010年3月)。
ちなみに、ニューカナディアンの約半数は中国系とインド系で日本人は非常に少ない。しかし、海外に住む日本人(在外日本人)は急増していている(2004年10月の時点で101万人)。
留学や旅行で来てカナダが好きになる人がどんどん多くなる中で、今後は日系のニューカナディアンも増えるかも・・・。
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