A: こちらの高校は規律を重んじる風潮がありますので、規律に反した場合は猶予なく退学になります。しかし、そうした例が特別多いわけではありません。また、前もって知っていれば防げるケースがあります。
退学させられる主な理由には、欠席が多いこと、成績が極度に悪いと判断されること、素行面や精神面で問題があると判断されることなどが挙げられます。

欠席する場合は、必ずカストディアンを通じて遅くても一両日中に学校に連絡してください。カストディアンの代わりにホームステイファミリーが連絡してもかまいません。病欠の場合は医者から証明書をもらってください。
成績があまりよくなくても積極的に授業に参加していることが評価されますので、頑張ってください。
素行面で問題があり、他人を傷つける可能性があると思われると非常に厳しく処分されます。また、精神的に不安定であると判断された場合も入学を拒否されることがあります。

高校留学では、何か問題があったときはカストディアンに相談することが非常に大切です。また、どの高校にも生徒の相談を受けるカウンセラーがいますので（先生が兼ねる場合もあります）、定期的にアドバイスを受けることをお勧めします。

A: 大学で教授の人種偏見が問題になるケースがあることは確かで、生徒側の言い分がもっともな場合も誤解である場合もあるようです。日本の大学でも個人的な好き嫌いが原因で教授とうまく行かない場合もあるように、カナダ人の生徒でも教授に不満をもっている生徒はたくさんいます。留学生は自分が外国人である意識が強いので、同じ問題に直面したても、人種偏見に結び付けて考えるケースはあるようです。

しかし、本当に人種偏見であると確信できる場合は、決してなき寝入りする必要はありません。カナダは一般的に人種偏見をなくすことに熱心な国になので、正式に抗議すればそれなりの効果が期待できます。まずは、大学内に学業から生活一般まで何でも相談にのってくれる部署がありますのでそこに相談してください。他の留学生や先輩の話を聞いてみるのもいいでしょう。一人ではむつかしいこともグループであればより大きなプレッシャーをかけられます。

A: 入学証明書は授業料を学校に払い込んだ後に学校が発行してくれます。通常、払い込み後の一週間以内に学生証が発行されます。
入学証明書には受講期間が明記されています。また、入学証明書が領収書を兼ねる場合もあります。領収書を兼ねない場合は領収書も別にもらっておくことをおすすめします。
払い込みはエージェントに代行してもらうことも可能ですし直接学校の口座に送金することも可能です。
詳しくはお問い合わせください。

A: 観光ビザを延長するために短期間国外に出たと判断された場合に入国を拒否されるｌことがあります。
また、再入国できても滞在許可期間が延びないケースがほとんどです（日本人は6ヶ月までビザなしで滞在できますが、短期間国外に出て再入国しても、その時点から再度6ヶ月滞在を許可してくれることはまれです）。
問題をできるだけ防ぐために、学校の入学証明や入学期間を証明する書類、帰国用の航空券などを忘れずに持参してください。