バンクーバーのダウンタウンにあるタムウッド
（Tamwood）は生徒数約150人の語学学校で、他の学校と比較して日本人と韓国人の数が少なく、ブラジル、スペイン、スイス、チェコ、ドイツなど、南米やヨーロッパからの生徒が多い。
実際私が受けたスピーキングクラスもその通りで、いろいろな国籍の人がいた。生徒数は私を入れて13人で、日本人と韓国人が4人、それ以外はスペイン人、スイス人、イタリア人、チリ人だった。
この日の授業内容は、旅行について。まず、3人一組になり、用意された旅行パンフレットの中から、好きな国の旅行パンフレットを選ぶ。組ごとに違う国を選ぶのがルールで、私のグループは「中国、ベトナムツアー」を選んだ。

まずは、グループワークで、選んだツアーの魅力について話をまとめる。先生がそれぞれのグループを回って会話に参加し、英語のミスを修正してくれる。
グループで話がまとまった後は、みんなの前に立って、その魅力についてまとめた内容をプレゼンする。そして、最後にみんなで多数決をし、一番魅力ある説明が出来た国を決めるという、ゲーム感覚の授業だ。

その国の魅力を英語で伝えるのはとても難しい作業で、先生の助けを借りながら、メンバーと話し合ってまとめた文章を発表するのは緊張したが、達成感がありとても楽しかった。

授業が終わった後は、近くのカフェに先生と一緒に行き日常会話を楽しむ「コーヒートーク」というアクティビティーが用意されていた。 アクティビティに参加しない生徒は、ビリヤード台が置いてあるコミュニティスペースでワイワイ話している。みんなが知り合いのような感じで、仲が良い学校という印象だった。