PPCの日本人カウンセラーは、ロングの黒髪がとても魅力的な京美人の京子さん。
最初は「ちょっとコワめ!?」と恐縮したが、終始和やかに、かつ明確に、PPCの授業システム・コース内容・特徴を説明してくれた。
PPCのESLコースは一般レベル(2~4)と上級レベル(5~7)の6段階あり、私はレベル3(Pre-Intermediate)の会話と発音矯正に参加した。
担当のグレッチェン先生はドレットヘアーの似合うクールな女性で、彼女のスピーキングスピードは、私には正直少し速い。しかしそれが気にならないくらい発音がクリアだ。
会話のクラス数は私を含め7人。「宿題をちゃんとやって来た?」の先生の問い掛けに生徒全員がテキストを開いて応えていた。
宿題のチェックが終わり、会話のクラスがスタート。本日のトピックはShopping。
ディスカウントの交渉からセールスクラークのほめ言葉、支払い方法まで、買い物客として必要のフレーズから、自分が働く際に必要なフレーズまで様々に学習した。
発音矯正のクラスでは、発音記号(“θ”,”∫”…etc)のみを発声し、その発声から語群も何も無い状態から単語を予想するという授業を受けた。この内容に私はかなり苦戦した。辞書でよく目にする発音記号を私は全く読めない。しかし、私とパートナーを組んだ男の子が丁寧に説明をしてくれた。
2コマの授業を終えて私が感じことは、「和やかさ」。 学校のエントランスで最初に感じた通り、授業中も終始和やかだった。そしてもう一つ、先生と生徒の距離が近いこと。これは少人数のクラスだからこその特徴とも言える。 パートナーと意見を出し合っている時でも、宿題に関しても、授業中でも分からなければすぐに先生が答えを返してくれる。大人数のクラスだとこれがなかなか難しい。
1人の生徒さんが答えてくれた。
「“勉強をしっかりしたい”と言う観点から学校を探している人には向かないかも。でもココは少人数だから、スタッフも生徒も皆な顔と名前を覚えている。皆な友達。」
確かに、ノート・テキスト・ホワイトボードの三点を睨めっこする雰囲気の学校ではない。
しかし、ワーキングホリデイの人にはジョブ・プログラムがあり、フルタイムでESLコース2ヶ月受講の後と縛りはあるものの、履歴書の書き方、ビジネス英語、希望職種にあった仕事の探し方と万全のサポートが受けられるなど、授業内容は充実している。
何を基準に学校を選ぶかは人それぞれだとは思うが、和やか雰囲気の中で勉強したい人、既に目標を据えてカナダに渡航した人にとってPPCは良い環境だと私は思う。
(Akiko Gomi)
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