カナディアンライフ

カナダ留学無料カウンセリング日本人一人ぼっち   By Kahoru Noonan(かほるヌーナン)

カナダを駆けぬけて-その7



また春が来て
木をかじって家を作る冬眠から覚めたビーバー

また春が来て
今年の冬は極端に雪が少なく晴れの日の多い短い冬だった。万歳!
春を待っていた動物達が帰って来るのも少し早かった。まだ氷の少し残った湖でビーバーは今年住む家の建築作業に忙しそうだ。冬眠していた訳ではないけど冬の間どこかに隠れていたムースの足跡を家のドライブウェイで発見した。とても大きくて私の足と比べてそう変わりのない大きさだ。これから色々な種類の鳥を見ることもできるだろう。春っていうのはいつも私をワクワクさせてくれる。

また春が来て私の足より大きいムースの足跡

アラスカへ
北極圏を越えてすぐの所にあるキャンプ場で一泊して、デンプスターハイウェイを南下して昔金の採掘で栄えた町ダウソンシティーに帰ってきた。そこからフェリーでユーコン川を越えること10分、その後アメリカのアラスカ州への国境へ続くその名も“トップ オブ ザ ワールド ハイウェイ” を30分ほど走りそこからの美しい眺めにまた感動。


また春が来て悠々と流れるユーコン川、この川をフェリーで渡ってアラスカへ

国境審査官にしては珍しく親切で笑顔の絶えないこのカナダとアメリカの国境は冬の間は大量の雪の為に閉ざされてしまう。アラスカを訪ねる予定では無かったけどアラスカサーモンを食べたいが為に海辺の町バルデス(Valdez)へ来た。
アラスカにあるキャンプ場はどこも「ホスト」と呼ばれるボランティアの人たちによって整備されている。ホストさんは皆人懐こくて親切だ。フィッシュ&チップスを堪能した後にまたすぐにユーコンに戻ってきた。さあ今日のキャンプは何処でしよう。 ユーコンの雄大な自然の中で眠れるのも後何日も無い。思いっきり楽しもう!

また春が来て
アラスカ国境到着

次号へ続く
 

記事提供:ウェスト トレック ツアーズ
かほるさんご夫婦が経営参加するツアー会社です。 バスで行く、ロッキーマウンテン、ウィスラー、ビクトリア、トフィーノ、シアトル、ポートランドの旅で一生忘れない思い出を作ってください。 www.westtrek.com

Kahoru NoonanKahoru Noonan(かほるヌーナン)
東京都出身。
日本で勤めていた車関係の会社で出会った一人のカナディアンがきっかけとなり、彼らの文化をもっと知りたくて2002年冬に初めてカナダに来た。とは言え、そのカナディアンの友達が住んでいるのはカナダの東側のオンタリオ州。ガイドブックを見てみると冬のオンタリオはとても寒そうだったので、厳寒にはならないカナダの西側バンクーバーにある英語学校に通うことに決めた。 ツアーで行ったシアトルで現在の夫と出会い、夫の経営する会社でボランティアとして働く事になる。ロッキーマウンテンツアーにガイドとして添乗するようになってから、カナダの自然の偉大さに次第に魅了されていった。2003年5 月に住んでいた家が火事になり、「湖のある家に住みたい」という夫の希望もあって、オンタリオ州に居を移す。バンクーバーに会社がありながらインターネットで会社をオペレートするという変わった方法で会社を維持経営。 家探しの間の約1年間をオンタリオ州Perthに住む夫の父親と同居。この時から夫の父親は大親友となる。2005年2月に念願の湖の上の家を購入後、日本人は私だけという、自然があふれたオンタリオ州の人口200人の小さな町クロイン(CLOYNE)に住むようになる。 kahoru@westtrek.com

Top of page

1981-2008 Copyright (C) Japan Advertising Ltd. Canada Journal, All rights reserved.