バンクーバー発祥の地ガスタウンにブリタニアカレッジはある。ガスタウンらしく、レンガ造りの雰囲気のあるビルだ。
今回の体験入学ではESLのレセプティブスキルとプロダクティブスキルというクラスを受けた。
少人数制がこの学校の売りで、私が受けたクラスも5人と少人数で、先生とのコミュニケーションがとりやすいのがとても好印象だった。
この日の授業は簡単なカンバセーションから。
まずは先生が、何気無く、生徒に問いかける。
「昨日は何かあった?」「今日は何をするの?」などなど。その後に教科書からトピックを選びそれについてカンバセーションで、今回はフリーマーケットでの会話。
ペアを組みコミュニケーションをとるもので、日常会話に近く、楽しみながらコミュニケーションスキルを学んでいく。
休憩をはさんで受けた2時間目のクラスは、リーディングを重視したプログラムだ。
少しジョークの入ったパッセージを渡されそれをみんなで理解しながら読む。その後2人1組になり、話の内容をパッセージを見ないでパートナーに話す。こうすると、自然にパラグラフに出てきたボキャブラリーを覚えることもできるようだ。
私はコミュニケーションスキルほど日本人に足りないものはないと思う。いくらグラマーを覚えたところでそれを使わなければ意味はない。すぐに忘れてしまう。このクラスではグラマーやボキャブラリーを習ったらすぐにカンバセーションに移るので、英語力を養うのに最適だと思った。
この学校の授業はとてもアットホームで楽しかった。先生も生徒もとてもフレンドリーに話しかけてくれ、初めての留学で不安な人も楽しく英語を勉強できるだろう。
(Gai Shirane)