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pochiカリスマビューティークリエイター:今週のキレイ Vol.31  | ビューティースペシャリスト

「紫外線」

ark31今日紫外線の気になる季節がやってきました。
実は皮膚だけではなく、髪の毛も頭皮も日焼けをします。髪の毛は、外側から順にキューティクル、コルテックス、メデュラという3層に分かれています、これらの、どの部分も主成分はタンパク質です。
髪の毛や爪は皮膚の一部なので、髪の毛は皮膚の中にある毛根で作られます。実際に見えて いる髪の毛は、いわば死んだ細胞からできています。だから、髪の毛自身には感覚がなく、痛みがないのです。逆に言えば、傷ついてもわからないのです。

ark31さ て、一番外側にあるキューティクルは、ウロコ状をしていて、健康な髪の場合、これが整然と並んでいます。ところが痛んだ髪はキューティクルの一部がめくれ たりはがれたりして、手触りやツヤが悪くなってしまうのです。さらにキューティクルは、髪の内部を保護する役割があるので、痛むと髪の中側のタンパク質や 水分が失われやすくなります。
キューティクルだけではなく、コルテックスももちろん重要です。中にあるコルテックスがしっかりしていない と、やっぱりいくら表面(キューティクル)に気を使っても、髪の毛全体のしなやかさが不足してしまいます。 ちなみに、コルテックスの中に髪の色を決定するメラニン色素があります。髪の太さ、しなやかさといった要素はコルテックスに影響されると言われています。髪が痛む原因は紫外線、ドライヤー、乾燥、ブラッシングなど様々。でも、特に夏に髪が痛む理由は日焼け(紫外線)と不純物が考えられます。
強い紫外線を 浴びると髪の結合が変わり、髪が脆く傷つきやすくなってしまうのです。さらに、強い紫外線は髪の毛のメラニン色素を変色させてしまうので、髪の毛が赤茶色 くなる原因にもなります。 また、海やプールに行った後、髪に塩分や塩素などの不純物が残ってしまうことも、パサつき、髪の毛の変色(赤茶色)の原因となります。
さらに、夏は頭皮も痛みやすい季節です。頭の上から直接降り注ぐ紫外線は、髪の毛だけではなく頭皮も痛めてしまい、フケの一因になります。冷房などの厳しい乾燥がこれに拍車をかけます。フケが増えるだけではなく、ひどい場合には皮がむけたりしてしまうこともあります。
それ以外では、夏に過剰に分泌された皮脂や汗が毛穴に詰まると、健康な髪が成長しにくくなります。また、頭皮の皮脂が紫外線に当たって酸化した物質が抜け毛を早めるという話もあります。頭皮を清潔にし美しい髪を育てましょう。



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MIKIKO Beauty specialist
したい髪型×似合う髪形
VANCOUVER暦5年目
http://www.canadajournal.com/beauty/ark_underground.html



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