カナディアンライフ

カナダ留学無料カウンセリング日本人一人ぼっち   By Kahoru Noonan(かほるヌーナン)

日本人の友達



 日本人の友達
6月中旬に夫のお母さんが突然歩けなくなって病院へ運ばれた時に私も救急車の後ろに乗っかってずっとお母さんの手を握っていた。その時に一緒に救急車の後ろに乗った救急隊のおじさんが嬉しい情報をくれた。
私の家から1時間ほど車で走った所にある小さな町のレストラン。そのレストランを経営するカナディアンの旦那様と日本人の奥さんは日本で宣教師をしていたという。毎週水曜日と土曜日の夜はJapanese Dayで奥さんが日本料理を出す。救急隊員のおじさんとその奥さんを誘って夫と私の4人でレストランに行き初顔合わせ。宣教師になる前はファッションモデルだったという気さくな旦那さんと親切な奥さんとその8人の子供達。定期的にトロントに魚等を買いだしに行くらしくお刺身の乗ったお寿司を食べる事ができて大満足。親子丼と牛蒡汁も懐かしい味がした。これで一番近いところに日本人のお友達ができた。変な話だけど、救急車に乗った事はラッキーだった。

ブランチビュッフェ新鮮な地元の野菜や果物が素材の毎週日曜の
ブランチビュッフェ

キャンプサイトでブランチビュッフェ

こんなに小さな町でも夏になると様々な行事が開催される。6月中旬から始まった毎週日曜のブランチビュッフェ。パンケーキやスコーンは素を使わず小麦粉から作るフワフワの手作り。メープルシロップはこの辺りで取れたものでジャムも摘みたての果物を使った手作り。ヘルシーサラダや低脂肪のデザートの他にもベーコンやソーセージやスクランブルエッグ、豆やハッシュドポテトなどの定番に加えて、その場で切り分けてくれる大きな骨付きハムまである。食べ放題でコーヒー紅茶に税金とチップを含めて立ったの $10! 遅く起きた日曜の朝には近所の人を誘ってこのブランチに行くのが楽しみになった。

初めての家庭菜園初めての家庭菜園でできた不恰好なさやいんげん

初めての家庭菜園

日本人は私だけ、冬の人口はたぶん200人ほどではないかと思われるこの小さな町に引っ越して以来だんだんと生活の基盤を築いてきた。 今年は自分達で野菜を育ててみようと決めたのは春。夫も私も経験が無いので本を読んだり近所の人たちから聞いたりでやっとの事でできた野菜は不恰好。 それでも採れたてのインゲンを胡麻和えで、サヤインゲンは炒めて、すごく美味しい味がした。まだ小さいカボチャとニンジンを試食するのが楽しみだ。

4歳の男の子が釣った魚家のボートデッキから玩具の釣り具で遊んでいた
4歳の男の子が釣った魚

記事提供:ウェスト トレック ツアーズ
かほるさんご夫婦が経営参加するツアー会社です。 バスで行く、ロッキーマウンテン、ウィスラー、ビクトリア、トフィーノ、シアトル、ポートランドの旅で一生忘れない思い出を作ってください。 www.westtrek.com

Kahoru NoonanKahoru Noonan(かほるヌーナン)
東京都出身。
日本で勤めていた車関係の会社で出会った一人のカナディアンがきっかけとなり、彼らの文化をもっと知りたくて2002年冬に初めてカナダに来た。とは言え、そのカナディアンの友達が住んでいるのはカナダの東側のオンタリオ州。ガイドブックを見てみると冬のオンタリオはとても寒そうだったので、厳寒にはならないカナダの西側バンクーバーにある英語学校に通うことに決めた。 ツアーで行ったシアトルで現在の夫と出会い、夫の経営する会社でボランティアとして働く事になる。ロッキーマウンテンツアーにガイドとして添乗するようになってから、カナダの自然の偉大さに次第に魅了されていった。2003年5 月に住んでいた家が火事になり、「湖のある家に住みたい」という夫の希望もあって、オンタリオ州に居を移す。バンクーバーに会社がありながらインターネットで会社をオペレートするという変わった方法で会社を維持経営。 家探しの間の約1年間をオンタリオ州Perthに住む夫の父親と同居。この時から夫の父親は大親友となる。2005年2月に念願の湖の上の家を購入後、日本人は私だけという、自然があふれたオンタリオ州の人口200人の小さな町クロイン(CLOYNE)に住むようになる。 kahoru@westtrek.com

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