カナダの北の空が闇に包まれる時、天から光のカーテンがふりそそぐ。
翠・蒼･紫と、輝きを変て空を踊る「オーロラ」・・・
「オーロラ」を一度目にした人は必ず再び訪れたくなると言われている！

イエローナイフ（ノースウェスト準州）は、オーロラ観測に最も相応しい場所で、12月から4月にかけて、3日滞在すれば98%の確立で感動のオーロラに出会えると言われている。

イエローナイフの郊外には、オーロラ鑑賞用のテントが設けられている。オーロラ鑑賞は通常、夜10時頃から13時頃まで行う。
オーロラ観察用のキャビンに着いたら、あとはひたすらオーロラの出現を待つばかり。外はマイナス40度の世界。旅行会社が防寒着、防寒靴をレンタルしてくれるが、防寒用下着、スキーウェア程度の防寒着、手袋、帽子、マフラー、使い捨てカイロなどは持参したほうが良い。

オーロラを撮影するには周到な準備が必要だ。高感度フィルム、三脚、カメラ用電池は必需品。気温の低いところでは電池の消耗が激しいのでシャッターがおりないこともあるので、マニュアル機能のあるカメラの方が良い。また、温度差があり過ぎるとレンズが結露してしまうので、いったんカメラを設置したら防寒カバーをかけて動かさない方が良い。

極北カナダでは冬は日の出が遅いので、オーロラ観察の翌日の朝は多少ゆっくりスタートしよう。犬ゾリ、スノーモービルなどのアクティビティやヘリコプターでカリブー（トナカイの一種）の群を追いかけたりしているうち、あっという間に１日が経ってしまう。

アクセス：
バンクーバーから直行便で約2.5時間