枯葉のジュータン
カナダの紅葉
今年の夏は例年よりも雨が少ない乾いた夏だった。そんな年の紅葉はあまり綺麗ではないらしい。雨がたくさんの夏だと秋の紅葉は一段とすばらしいと言う。ここから北東に行く道はケベック州に繋がって、日本から高いお金を出してたくさんの人が紅葉を見に来るというのでとても有名な場所があるらしい。
日本の友達の何人かがツアーで通ったらしく、メールですごく綺麗だったと報告してくれたが私はまだ一度も行った事がない。
家の周りの木々は去年と比べて赤色が少ない様に思える。乾いた快適な夏を過ごしておきながら秋の紅葉はちょっと物足りないと言っている私はオンタリオに来てちょっと贅沢になっているのかも知れない。
救急救命士
15年程前に日本で救急救命士の資格を取ったけど15年前の日本で取った資格はカナダではまったくと言って良いほど役に立たない。そこで今年はカナダで救急救命士の資格を取る事にした。
当日は14人程が集まり8時間の集中コースだった。カナダ政府の施設と医者にしか指導しないという専門のトレーナーの指導は面白くも厳しく行われた。
15年前と比べてたくさんの事が変更になっていたけど一番驚いた事は指導の一つに特殊医療器具の使い方が含まれていた事だ。脈が弱くなった時にその機械の二つのパネルを心臓に当てて電流を流し、ショックを起こして脈を強くする機械。
良く映画で見る機械だけど、今は機械自体が音声で使い方を順番に言うので英語が分かればそれに従うだけで操作できるようになっている。オンタリオの法律で全てのビル等人が集まる場所にはその機械が備え付けられているという。もちろん昔ながらの人口呼吸の仕方も練習したけど15年前とは回数が変わっていた。役に立つ資格であることは間違いないけど本当に使う場面が無いと良いなとも思う
セーフ フード ハンドリング
テストを受けて救急救命士の資格を取った後にセーフ フード ハンドリングの資格を取るためのトレーニングに参加した。カナダは州ごとに食べ物の扱い方などが違うので、この資格はオンタリオ州でしか通用しないけど、知っておくと便利だしボランティアで食事を作るにもこの資格が必要だ。トレーニング後のテストは一般常識があれば受かるだろうけど中には引っ掛け問題もあったので合格したかどうかはあと2週間たたないと分からない。受かっていれば良いなあ。。