今日は、TOEFL・IELTS専門学校として定評のある学校であるバンクーバージョージアカレッジのIELTS検定コースに体験入学した。
IELTSは、北米の大学入学や医療関係への就職を目指す人には欠かせない。
参加させてもらったIELTS (Academic) Advance levelの午前の授業(9時から12時まで)は、スピーキングからスタートした。クラスは私を含めて6人。まずはウォーミングアップとして週末の予定を発表(この日が金曜日だったため)。その後IELTSのSpeaking Part3に焦点を当てたプリントが配られた。
今日のテーマは副詞の効果的な使い方。
さまざまな副詞を使って自分の意見を強調したり表現をカラフルにする方法を学び、実際の試験に似た問題を使って2人一組でお互いの意見を言う練習をした。その後ひとりずつ発表の機会が与えられ、先生がアドバイス。授業の最後には試験本番で気をつけるべきこととコツを先生より伝授してもらい、休憩に入った。
15分の休憩後、前日に習った単語とイディオムのクイズが出された。
どうやら定期的にクイズが出されるらしい。その後リーディングの授業へ。Academic Readingの傾向と対策用プリントが配られた。IELTSにはいくつかの問題パターンがあるのだが、本日はその中でもSummarisingの練習。試験では決められた時間内に長文を読み、文章の概要を読み取る力と問題に対して適切な回答を行う力が求められる。実際に問題を解きながら、解答の根拠となる部分を確認していった。
授業を終えてみて感じたのは、生徒ひとりひとりの真剣さがとても感じられるクラスだということだ。テストを間近に控えた生徒もおり、自主的にリスニングの練習をしている姿も見られた。スピード感のある授業では先生からテストに関した幅広い知識と的確なアドバイスがもらえるので、上級レベルの英語の授業を受けてみたい人にもお勧めだ。
IELTSにはGeneral /Academicと2つのタイプがあり、希望に応じてどちらでも受講することができる。学校自体がテスト専門対策学校ということもあり、学校ロビーの壁には歴代の生徒のTOEFLの成績が貼り出されていたが、高得点ばかりで驚いた。真剣にテスト対策に臨みたい人には最良の学校ではないだろうか。