今日は、BC、アルバータ、マニトバ、オンタリオ、ケベックの各州に拠点をもち、ビジネス、テクノロジー、ヘルスケアの部門で人材を育成する職業訓練専門CDIカレッジのESL部門のレッスンに体験入学した。BC州には、バンクーバー、バーナビー、サレー、アボッツフォードの4ヶ所にキャンパスがあり、私が参加したバンクーバー校はウエストペンダーとハウストリートの交差点にある。
CDIカレッジESL部門は4つのレベルに分かれている。
私が参加したのは、レベル2の10:30~12:00のレッスンだ。
校内は職業専門校らしく落ち着いた雰囲気だ。
クラスメイトはとても友好的で、飛び入りで授業に参加した私にも和やかに接してくれた。生徒数は私を含め6人で、日本人は一人もいなかった。
授業は、先生が用意した新聞記事をテーマして進んだ。
先生が選んだ記事は、アイスホッケーとポーカーの2つだった。
まず、生徒全員が記事を一通りざっと読む。
次に、クラスメイトとペアを組み、互いに内容や分からなかった単語等の確認をし、記事についての感想を軽くディスカッションした。
その後、先生により各々の単語やイディオム、加えて類義語についての説明を受け、難しい単語やセンテンスの発音練習も行った。
英語にはスポーツに関するイディオムが沢山ある。
私はスポーツにあまり興味がなかったため、聞き流していた単語が多かったのだが、スポーツに関するイディオムには日常生活でよく使われているものもあり、こうした基本的な用語というものは教養として身につけておきたいと思うようになった。
また、類義語を学ぶことは、自分のボキャブラリーの幅を広げる役に立つことを実感した。
新聞には、類義語が散りばめられており、教科書には載っていない表現を学ぶことができることも学んだ。
最初はなれない単語に苦戦したが、繰り返し練習するうちに次第に発音できるようになり、楽しく過ごせた体験入学だった。
授業はとても楽しかったが、真剣な態度で学んでいる生徒の姿勢が印象的だった。