カナディアンライフ
カナディアンライフアイウエオな毎日 その7 By Michelle Igarashi

ラキラと瞳輝く吾子愛し(あこいとし)」


キラキラと瞳輝く吾子愛し(あこいとし)子供の瞳ってなぜあんなにきれいな んでしょう!幼い子どもでも瞳の中にいっぱいの表情をたくわえて、どんな宝石もかなわない輝きをみせてくれます。
瞳は正直です。その人の心の中を映します。子供の瞳が美しいのは、邪気も自分勝手な欲もないからかもしれません。 しごとがら、たくさんのご家庭におじゃまします。赤ちゃんが生まれたばかりの頃は、ご夫婦ふたりの趣味のお部屋が、2人目のお産でお伺いした頃にはすっかり、子供の写真やおもちゃが増えて、雰囲気が一変しています。どのお母さんも「もうごちゃごちゃに散らかってしまって…」とおっしゃいますが、空間のどこかしこにもお子さんの明るさ、元気さがあふれ ていてなんともいえない暖かな空間です。
キラキラと瞳輝く吾子愛し(あこいとし) どの子も人をまっすぐ見つめます。 言葉で表現できないことも、体中使って、そのうえキラキラの瞳で、まっすぐに、そして強く強くかたりかけてくれます。 むしろ言葉なんてなくてもいい。瞳がなんでも語ってくれます。触れる小さな手がどれほど暖かく、優しさを伝えてくれることでしょう。
ときに、だっこさせてもらえる時、 その柔らかさ、暖かさ、ひたむきさはどんな贈り物より幸せを感じさせてくれます。

キラキラと瞳輝く吾子愛し(あこいとし)あぁ、でもかなしいかな、大きくな るにつれ、いろいろな経験をしてゆくなかで、残念ながら輝きをくもらせてしまうおとなもたくさんたくさんいます。私の瞳をもうずいぶ んくもってしまったなぁ。子供のようにまっすぐに相手を見ているかしら?あたたかい手をさしのべているかしら? 自分の欲に目をくら ませてしまっていないかしら?
おとなになってしまいますと、すっかり忘れてしまう子供の頃。「私は子供なんて嫌い、うるさいから。」「子供って理解出来ない」こんなふうに子供を毛嫌いしている人もたくさんいますね。そんなの不思議。おかしいよ。だって、みんな子供だったじゃない。わからないとおもったら、子供の頃を思いだしてみて。なにをしていたか。なにがうれしかったか、なにが悲しかったか。どんなことが大好きだったか。そうすればきっとわかりますよ、 子供のこと。だってそれは昔のあなたですもの。
時々、子どもの目線になって、 ちょっと昔を思い出して、わたしたちのなかのキラキラを呼び出してみましょう。

Michelle Igarashi Michelle Igarashi
カナダ在住の日系人の皆様のための医療アドバイス、妊娠、出産のサポート、産後のケア、母乳マッサージ、授乳指導、ベビー検診、育児指導、離乳食指導、応急処置クラスなどを随時開催しております。

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