キッツ(Kits)の愛称でバンクーバーっ子に親しまれているキッツラノ・・・。
バンクーバーのイングリッシュベイビーチの南岸にあるキッツラノは、1960年代にヒッピーが多く集まって暮らしていたところで、今も、平和でファッショナブルな雰囲気をもつユニークなエリアになっている。
キッツがヒッピーに好まれた理由は、高層建築や大規模な商店街がなく、その代わりに住みやすい低層アパートや貸し家が多く、人ごみのない美しい海岸があって、個人経営の粋なショップが多いこと。
ヒッピーがいなくなった今でも街の様相は変わらず、ヘルシーでカラフルなライフスタイルを好む人たちにマッチした店が並び、平和で落ち着いた雰囲気を持ち、ちょっぴり高級感もあって、週末のウインドーショッピングやブランチにぜひお勧めだ。
キッツの中心となる通りは、ウエスト4thストリートとウエスト・ブロードウェイ。両方とも東西に走る幹線道路で、ダウンタウンからバスで15分。
ビーチからはバンクーバーのダウンタウンや背景にそびえる沿岸山脈が一望できる。
この一軒 ナームレストラン The Naam Restaurant キッツで30年以上も経営してきたベジタリアン・レストラン。キッツのシンボル的存在で、店内は昔の姿をそのまま保っている。毎晩ライブのブルース、ジャズ、フォークなども聞かれ、ヒッピーが集まっていた当時を思わせる和やかな雰囲気だ。
ナームのメニュー
http://www.thenaam.com/naam/frame.htm
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