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Victoriaへの旅


 
Victoriaへの旅

先日、3年ぶりくらいにBC州の州都・Victoriaに行ってきた。大学時代の親友が昨年Victoriaに引越しをして来たので、観光がてら彼女に会いに行ったのだ。

Vancouverに住んで6年近くなるのだが、実は初めて訪れたBC州の街はVictoria。高校1年のときに高校の夏季プログラムの一環としてホームステイに来たのが最初。その後もそのときのホストファミリーに会いに行ったり、観光に訪れたりと何度か足を運んでいる。ちなみに、私がカナダを留学先にと選んだ理由の一つがこの街があまりにも素敵だったから。この街には私を惹きつける何かがあるのだ。そしてこの街に別の親友が引っ越してきたなんてつくづく縁を感じずにはいられない。

Victoriaへの旅フェリーを降り、バスでVictoriaのダウンタウンへ向かう。到着すると早速Empress Hotelと州議事堂が目に入り、昔の思い出が一気に蘇った。私の中でカナダと言えば、このインナーハーバーの景色なのだ。そして一人思い出にふけながら街中を散策。買い物をしながら時間を潰し、親友との再会の時間がやってきた。大学時代の昔話に花を咲かせお互いの近況報告。友人宅で結婚式の写真を見せてもらったりしていたらあっという間に時間は過ぎた。


Victoriaへの旅

誰もが感じるVictoriaとVancouverの違いだが、それは建物の古さによるものだと思う。Vancouverは全体的に近代的な印象だが、Victoriaは英国調。そして古い建物も外部はそのままで内部のみ改装をしているため落ち着いた印象を受ける。Victoriaは「老後に住みたい街No.1」と呼ばれるだけあって、Vancouverと比べると少し温暖でゆっくりとした雰囲気が漂っているのは訪れた誰もが実感するはずだ。

Victoriaへの旅

今回の旅で、一つおもしろい発見があった。カナダ全土にあるTim HortonsがVictoriaのダウンタウンで全く見かけなかったことだ。友人によるとダウンタウン周辺に2軒はあるそうなのだが、Victoriaでは「Serious Coffee」というVancouver Islandだけに存在するローカルチェーンが多いからなのだそう。飛行機でたった35分の距離のVancouverとVictoria。こういう所にも少し文化の差を感じた。

私のカナダの原点であるVictoria、何度行っても落ち着く街だ。最近は随分ご無沙汰していたが、今後は親友を尋ねに頻繁に訪れることになりそうだ。

千田カカオ(チダカカオ)
大阪府生まれ。女性。バンクーバーの生活に魅了され、2年で帰国する予定が5年目に突入。カレッジ卒業後、留学カウンセラーとして、留学生の生活・悩み相談を受けている。現在は就労ビザでの滞在だが、移民申請も視野に入れている。

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