チャンスが到来したときのために備えておこう・・・ 幸運とは、準備していたことを活かす機会に出会うことだ。 ピエール・エリオット・トルドー(Pierre Elliott Trudeau)
1919年10月18日 - 2000年9月28日)はカナダの政治家。第20・22代首相を務めた。カナダ史上初めての20世紀生まれの首相である。国家としてのアイデンティティーを明確にし、多文化主義や途上国援助などでカナダの再構築に大きな貢献をした。モントリオール大学、ハーバード大学大学院、シエンスポで学んだ後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの博士課程に進む(中退)。
内政の運営がきわめて難しい多文化国家であるカナダ社会において、ケベック州生まれでフランス系カナダ人でもあるのに関わらず、ケベック独立に反対し、カナダをひとつの国としてまとめようと強力なリーダーシップをとっていた。1971年には「多文化主義宣言」を行い、公用語を英仏二カ国語とするなど、現在の多文化国家カナダの原型を作り上げた。1982年には、カナダ憲法 (Constitution Act, 1982) が制定され、イギリスとの関係を明確にした。その後さらに、対米依存主義脱却を目指した。
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