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佐江衆一さんが好きなバウンダリベー海岸公園


 
佐江衆一さんが好きなバウンダリベー海岸公園

作家の佐江衆一さんと奥様が、仕事でバンクーバーに1ヶ月ほど滞在されたことがある。 夫婦での滞在手記を講談社が出版する熟年向けの雑誌に掲載する仕事で、ダウンタウンのコンドミニアムに住んで、観光したり、英会話学校に通ったりと、毎日忙しいスケジュールだったようだ。
「週末を利用して、息抜きにどこか静かなところに行きたい・・・」とおっしゃったので、
バウンダリベー海岸公園にお連れすることにした。

バウンダリベー海岸公園は、バンクーバーのダウンタウンから小一時間離れたアメリカとの国境に近い場所にあり、砂浜の海岸と自然保護公園が一緒になっている。バンクーバーにはたくさん海岸があるが、ここは周りにレストランや店がなく、自然に包まれて静かなひと時を過ごすには絶好なので、我々夫婦のお気に入りの場所でもある。

公園の中に一歩足を踏み入れたとたん、「ここは草原ね!」と佐江さんの奥様・・・。
人とすれ違うときに、片方が道を譲らなければなら狭い一本道を、佐江さんを先頭に奥様、私と、3人で、野鳥のさえずりを聞きながら黙々と歩く・・・。天気がいい週末の午後だというのに人はまばらで、まるで自然を独り占めしているようだ。
一本道が海岸に出ると道幅が6メートルほどの砂利道になり、遠浅の海岸にそって1キロほど続く。その終点地からまた“草原” のような自然の中に入り、30分ほど歩いて出発点に戻る。全部で1時間半ほどの簡単なウォーキングだが、歩き終わった後はいつも気持ちが晴れて、「来て良かった!」と思うのだ。

佐江さんと奥様も、バウンダリベー海岸公園をとても気に入っていただいたようで、その後も、いただくお便りの中で、バウンダリベー海岸公園が懐かしい・・・と書かれている。 (天)

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