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おしゃれなお墓


 

おしゃれなお墓青空が広がった6月の第一土曜日に、叔母が眠るボールチャペルメモリアルガーデンズにお墓参りに行った。
ボールチャペルメモリアルガーデンズは、バンクーバーのダウンタウンから30分ほど離れたノースバンクーバーの山間地にある、おしゃれな墓地だ。最近は北米でも火葬が多くなってきているが、この墓地は火葬専用で、従来の土葬用の墓地とは設計がまったく違う。

おしゃれなお墓従来の北米の墓地は、広々とした平地に芝生が敷かれているが、この墓地には芝生はなく、ゲートを一歩入ると落ち着いた公園のようで、小道の両側が造園され、その小道にそって、遺灰を入れる“ユニット”が組み込まれた“石垣”や“壁”が立っている。


おしゃれなお墓ユニットの大きさは、レンガ一個分くらいのものから、縦横20センチぐらいのものまで数種類あり、一つのユニットには二人まで入れる。一緒に入るのは夫婦、兄弟、親子、友達などとルールはないそうだ。
定型ユニット以外にも、自然石を利用したユニットや、大理石でできた大型の個別ユニット(最大6人用)などもあり、そうしたそれぞれの墓標が造園とうまく調和している。

おしゃれなお墓叔母のユニットは、段々を登った先の、杉の林に囲まれた一角にある。そばに立てられた看板には、「このあたりには野生の動物がよく出てきます」と書かれている。ノースバンクーバーには熊が多く生息していて住宅地に出てくることも多いので、こんな林間地であれば、頻繁に出てくるのだろう。
いっとき、叔母の思いでに浸りながらメモリアルガーデンズを歩く・・・。

おしゃれなお墓ちなみに、ボールチャペルメモリアルガーデンズは私営の墓地で、ユニットを購入すると後は管理費など一切なく、永久に管理してくれるそうだ。叔母は、生前にここがとても気に入って自分でユニットを買い、叔母からは、「とてもいいところだから、一度見に行ってほしい」と言われていたのだが、行かないうちに叔母は他界してしまった。今になってそれが悔やまれる。(天)

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