まずは、フレーザー川に面した波止場にある、ウエストミンスターキーと呼ばれるマーケットからスタート。ウエストミンスターキーにはレストラン、子供用の遊び場、食品マーケットなどがあり週末には家族連れでにぎわっている。また、波止場に停泊している客船は普段はカジノとして利用されていて、観光スポットの一つにもなっている。波止場からは、フレーザー川を下る遊覧船も出ている。
波止場に沿って東西に走るフロントストリーには、アンティーク、蚤の市、アーミー&ネイビーなど時代ものの店が並び、レンガつくりの昔の鉄道の駅が、今はレストランとして使われている。フロントストリーと平行に走るコロンビアストリートは、「1950年代の繁華街そのまま」といった感じの通りで、クラシックカーが良く似合う。
バンクーバーからわずか40分しか離れていないのに、ニューウエストミンスターは、まるでバンクーバーとはまったく違う時の流れの中に息づく、アンティークな街なのだ。 |