カナディアンライフ
カナダ留学無料カウンセリング日本人一人ぼっち   By Kahoru Noonan(かほるヌーナン)

暑い夏



暑い夏
   オンタリオ州に来てはや6年、今年の夏が本当に暑かったことを前回書いたけど、今年は8月に入って30度を越える日は無くなった。去年は暑くなったと同時に湖に変な虫が来て、泳いだ後にすぐシャワーで流さないと後で痒くなってよく眠れない日もあったけど、どういう訳か今年は去年よりも湖の水温が高いにも関わらず変な虫も発生せず快適な水泳を毎日楽しむことができた。だんだん涼しくなってきたので、水着からセーリング用のウェットスーツに変えて未だに水泳を楽しんでいるけれど、匂いは確実に秋に向っている。燃えるような赤、ダイダイ、黄色の木々にお目にかかれるのももうすぐだろう。


ビーバーダム

ビーバーダム

ビーバーダム
今年もいたる所にビーバーの作ったダムを見ることができた。一説によるとビーバーは無駄に木を切り倒しているのではなくて、ダムを作って下流の自然生態を調節しているという。それが本当なら野生動物と自然環境との共存は人間の理解を大幅に超えているし、とても興味深い。
今回発見した大きなビーバーダムはビーバー家族が一生懸命に作っていて、作る過程を見ていた私たちにはそれがまるで親が子供に生きていくための知恵を伝授しているように見えた。親が先に泳いで小枝を運びその後に小さなビーバーが付いてもっと小さな小枝をおぼつかない様子で運んでいく。いくら見ていても飽きないけど、ビーバーは私たちの存在に気がつくとその大きなシッポを水面に叩きつけて大きな音で私たちを威嚇した。私たちは彼らを脅かすつもりは無いので静かに後ろ足でその場を立ち去った。また2、3日後に行ったらもっと大きなダムができていることだろう。


日本の桜

オンタリオの地に日本と同じ種類の桜が
咲きますように

日本の桜
   バンクーバーではたくさん咲いていた桜はオンタリオ州では見かけない。寒すぎるからなのだろうか?空気が合わないのだろうか?とにかく日本の淡いピンク色の桜を見ることは無い。春に桜が無いのは何だか物足りないけど、オンタリオでは桜は育たないんだと思いほとんど諦めていたところ、カナディアンタイヤというカナダのいたる所にある店で偶然日本と同じ種類の桜の木を見つけた。
カナディアンタイヤというのはその名の通り車を修理したり自動車用品、スポーツ用品、台所などの生活用品、植木など色々な物を売っていて、カナダの男性はたいていこの店が好きらしい。

  上手く育つかどうか分からないけど、なるべく強い風の当たらないで良く陽のあたる場所に植えてみた。上手く冬を越えてくれれば良いのだけれど。。

日本の桜

近所で飼われている可愛いアルパカの子供達

 記事提供:ウェスト トレック ツアーズ
 かほるさんご夫婦が経営参加するツアー会社です。 バスで行く、ロッキーマウンテン、ウィスラー、ビクトリア、トフィーノ、シアトル、ポートランドの旅で一生忘れない思い出を作ってください。 www.westtrek.com

Kahoru NoonanKahoru Noonan(かほるヌーナン)
東京都出身。
日本で勤めていた車関係の会社で出会った一人のカナディアンがきっかけとなり、彼らの文化をもっと知りたくて2002年冬に初めてカナダに来た。とは言え、そのカナディアンの友達が住んでいるのはカナダの東側のオンタリオ州。ガイドブックを見てみると冬のオンタリオはとても寒そうだったので、厳寒にはならないカナダの西側バンクーバーにある英語学校に通うことに決めた。 ツアーで行ったシアトルで現在の夫と出会い、夫の経営する会社でボランティアとして働く事になる。ロッキーマウンテンツアーにガイドとして添乗するようになってから、カナダの自然の偉大さに次第に魅了されていった。2003年5 月に住んでいた家が火事になり、「湖のある家に住みたい」という夫の希望もあって、オンタリオ州に居を移す。バンクーバーに会社がありながらインターネットで会社をオペレートするという変わった方法で会社を維持経営。 家探しの間の約1年間をオンタリオ州Perthに住む夫の父親と同居。この時から夫の父親は大親友となる。2005年2月に念願の湖の上の家を購入後、日本人は私だけという、自然があふれたオンタリオ州の人口200人の小さな町クロイン(CLOYNE)に住むようになる。 kahoru@westtrek.com

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