カナディアンライフ
カナダ留学無料カウンセリング日本人一人ぼっち   By Kahoru Noonan(かほるヌーナン)

野生の七面鳥



野生の七面鳥
野生の七面鳥
野生の七面鳥
   カナダのオンタリオ州の田舎町、ここでは自然と野生の動物をたくさん見ることができる。毎年なぜかハロウィン近くになると野生の七面鳥が庭に遊びに来る。親と子供達でたいていは7羽、多い時は12羽の団体で庭に遊びに来る。特に何をするという訳ではなく本当にただ遊びに来てしばらくするとどこかに消えてしまう。毎年の事なのでまるで皆元気だよと知らせに来てくれている様な気がする。

今年も始まった庭の紅葉
今年も始まった庭の紅葉
そしてまた美しい秋が来て
   カナダのサンクスギビングデー(感謝祭)はアメリカとは違って10月にある。今年は10月10日の月曜日が感謝祭の日で土曜、日曜、月曜の3連休は26度を越える晴天に恵まれTシャツ1枚でも暑いくらいだった。それでも季節は紅葉の時期を向え、オンタリオの木々は色づき始めていた。

   紅葉というのは不思議なもので毎年同じように木々が色づく訳ではないらしい。今年のように雨の少ない乾燥した夏を迎えた後の秋の紅葉は実は色付きがあまり良くないという。夏にたっぷりと雨が降った時の紅葉はものすごく発色が良いという事は、夏を夏らしく過ごすと秋が秋らしくない、という皮肉な結果になる様だ。

朝日と飛行機雲
朝日と飛行機雲
朝日と飛行機雲
   仕事に出るようになってから朝日は毎日見ていたものの、だんだんと寒くなってくると朝日が登る前に起床しなくてはならない。10月に入ってからはシャワーを浴びて髪の毛を乾かしている時にやっと日が昇ってくる。寝室の窓からは湖の対岸と朝日を見ることができ、そしてそのずっと向こうはオタワ空港の方角にあたる。右から登ってきた朝日と一緒に対岸の空にはオタワ空港から出発したであろう飛行機が作る飛行機雲を見ることができる。絵の才能は全然ないけれど、素人目にも自然が偶然に作る景色は人間が画く絵とは違った面白さがあるように思える。

湖に沈む夕日
湖に沈む夕日
湖に沈む夕日
   この家からは朝日は見ることができるけれど、夕日を見ることはできない。そこである日突然思いたって湖に沈む夕日を見ようと車を走らせた。オンタリオ州には5千個を越える湖があるので簡単に美しい夕日を見ることができる場所を見つけることができるだろうと思った。そして実は家から少し車で走っただけで本当に簡単に見つけることができた。そこにはピクニックテーブルもあるのでたまには夕日を見ながらホットチョコレートを飲むのも楽しいだろう。


 記事提供:ウェスト トレック ツアーズ
 かほるさんご夫婦が経営参加するツアー会社です。 バスで行く、ロッキーマウンテン、ウィスラー、ビクトリア、トフィーノ、シアトル、ポートランドの旅で一生忘れない思い出を作ってください。 www.westtrek.com

Kahoru NoonanKahoru Noonan(かほるヌーナン)
東京都出身。
日本で勤めていた車関係の会社で出会った一人のカナディアンがきっかけとなり、彼らの文化をもっと知りたくて2002年冬に初めてカナダに来た。とは言え、そのカナディアンの友達が住んでいるのはカナダの東側のオンタリオ州。ガイドブックを見てみると冬のオンタリオはとても寒そうだったので、厳寒にはならないカナダの西側バンクーバーにある英語学校に通うことに決めた。 ツアーで行ったシアトルで現在の夫と出会い、夫の経営する会社でボランティアとして働く事になる。ロッキーマウンテンツアーにガイドとして添乗するようになってから、カナダの自然の偉大さに次第に魅了されていった。2003年5 月に住んでいた家が火事になり、「湖のある家に住みたい」という夫の希望もあって、オンタリオ州に居を移す。バンクーバーに会社がありながらインターネットで会社をオペレートするという変わった方法で会社を維持経営。 家探しの間の約1年間をオンタリオ州Perthに住む夫の父親と同居。この時から夫の父親は大親友となる。2005年2月に念願の湖の上の家を購入後、日本人は私だけという、自然があふれたオンタリオ州の人口200人の小さな町クロイン(CLOYNE)に住むようになる。 kahoru@westtrek.com

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