バンクーバーのお隣の市であるリッチモンドのスティーブストンは、ずっと昔に、和歌山県三尾村出身の漁民たちが100年以上前に移民をしてきた街だ。
漁業が盛んで、海沿いにお店が並んでいて…という雰囲気は、和歌山市の雰囲気とどことなく似ている。

普段は静かなスティーブストンだが、週末にはカフェでコーヒーを飲みながらおしゃべりをしている人やフィッシュ・アンド・チップスのお店に並んでいる人で賑わっている。
一番活気があるは、波止場で、エビ、サーモン、エイ（？）などいりいろな魚貝類が漁船の上で売られていて、これ程新鮮な魚はスーパーマーケットでは絶対に出会えない代物ばかり！刺身でも食べられる新鮮な甘エビが2パウンド（約1キロ）2ドル50セントで売られていた。

波止場の周辺にはHayahiやYoshidaなど日系人の姓にちなんだ通り、公園、学校、記念碑や、和歌山県人会によって作られた日本庭園もある。
日本とカナダの結び付けを感じされるスティーブストンは、他の観光スポットとは一味違ったおすすめスポットだ。