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ケベコアの伝統に触れてみよう、メープルシロップ農場見学ツアー


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maple syrup

カナダといえばメープル・シロップ。 ケベック州では、早春の訪れと共に採りたてのメープル・シロップを食べることが過去300年にわたる伝統文化となっている。そのメープル・シロップ文化のメッカともいえるのが、セントオーガスティン・デモーレ地域だ。


maple syrupこの一帯はフランス系カナダ人の故郷で、1730年代に作られた道路が今も使われている。早春とはいえ雪が深い時期に、ソリ、クロスカントリー・スキーを楽しみ、ケベックの伝統音楽を聞きながら、メープル・シロップやメープル・シロップを使った食べ物を楽しむのが、いまでもこの地域に住むケベコアの伝統なのだ。

メープルシロップを作る小屋はシュガーシャックと呼ばれ、セントオーガスティン・ドゥ・デスモーレ地域には、メープルシロップを使った料理や地方独特のカントリークッキングと、ライブミュージックやアクティビティーをパッケージにしたシュガーシャックが点在している。

メープルシロップは、北米大陸の 先住民がメイプルの樹液を吸っているリスを見て食用や薬用に使い始めたのが最初といわれている。その後、17~18世紀に入植したフラン ス人開拓者たちにもこの伝統が受け継がれ、カナダの特産品として定着した。 セントオーガスティン・デモーレ地域では、インディアン、開拓民、20世紀、現代のそれぞれのメープルシロップの作り方を見て、メープルシロップをたっぷりかけたパンケーキやケーキを楽しむ農場見学ツアーが行われている。

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