カナダ留学体験談
留学相談

矢印  カナダジャーナルインタビュー

飯島大輔さん

留学して国外に出ないと気付けないことにたくさん気付いた。
飯島大輔さん
IH卒業

飯島大輔さん


カナダに来たきっかけを教えてください。
元々英語や海外には興味がありました。大学卒業後の就職先を退職し、臨時教師として英語を教えていたのですが、本格的な英語を学びたいと強く思った矢先に出会った本に「30歳までなら何でも挑戦出来る」と背中を押され、初めての海外で長期でカナダに来ることを決心しました。目的はしっかり持って渡航した方がいいとのアドバイスを頂きましたが、自分は色々な人々やものに出逢って視野を広げたい、色々なことに影響されたい、という気持ちが大きかったので、あえて具体的な目的は定めずに渡航しました。これをモットーにしたことは自分には良かったと思えますが、英語力向上だけに関しては目標を常に意識することが大事だなと感じています。

最初に衝突した壁は何でしたか?また、どのように克服しましたか?
やっぱり英語に関してでしょうか。最初は自分が話したいことがすぐに口から出てこないし、出てきても今度は通じない、ということがよくありました。ある時、自分が日本語の文章を直訳しようとしていた自分に気付き、さらに日本語には無い微妙な音の違いが発音の良し悪しに影響していることに気付きました。
元々大学ではリテラシーを専攻していたこともあって言語には興味があったのですが、改めて「英語の勉強法」に興味を持ち、自分なりに最適な英語の勉強法を研究し始めました。辿り着いた答えは、英語は「勉強するものではなく「言語そのもの」だということ。英語は言語であり生活の一部、だから特別な勉強法ということは無く、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング、全ての分野において生活の一部に取り入れ、総合的に慣れることが大切だと気付き、それからは常に英語でインプット、英語でアウトプットするということを繰り返し始めました。
また、街で出会った様々なインターナショナルバックグラウンドの人々に彼らなりの英語の勉強法を聞いて回ったり、カナダ人のルームメイトと家に居る間は常に英語で話すことを心がけています。また、英語力を伸ばしたいから、と、日本人との関わりを避ける人も中にはいますが、現地の大学に正規で留学をしている日本人の方たちと関わる事で日本人に合った勉強法や癖などを学ぶことも出来ましたし、また職場などで改めて日本人同士の接し方ということや新たな自分に気付けたこともありましたので、一概に日本人との関わりを持たないことが良い事とは言えないと思いました。
今後の目標はネイティブ同士の英会話やラジオ、映画などが自然と耳に入ってきて理解することが出来るようになることですね。後4ヶ月で帰国しますが、帰国してもせっかく得た英語力は失わないように英語に触れ続けて行きたいです。

語学以外に自分の中で気付いたことや変わったことはありますか?
日本では触れることの出来ない色々な考えや価値観に触れることが出来たおかげで、自分も自分自身の考えをしっかりと持つ癖がつき、それが自信に繋がったおかげで恐れを持つことが無くなりました。新しいことに挑戦をする際、「でも」「もし」「だけど」などという考えをやめ、「とりあえずやってみる」という様に何事にもポジティブになりました。その行動力のおかげでいつも英語の勉強に付き合ってくれるとてもユニークな漫画家のカナダ人のルームメイトにも出会うことも出来ましたし、本当に日本に居ては気付けないことにたくさん気付くことが出来たのでカナダに来て本当に良かったと思います。これからもこの留学生活を通して得たものを活かして日本でも頑張りたいと思います。

  編集長から飯島さんへ
英語は「勉強するもの」ではなく・・・リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング、全ての分野において生活の一部に取り入れ、総合的に慣れることが大切だ・・・っていうのは実に正しい考え方だと思います。帰国後にまた英語の教師をされるのであれば、ぜひこの考え方を広めてください!

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