アルバータ州バンフ国立公園内にあるモレーン湖(Moraine Lake)は、標高1884mに位置する氷河湖で、カナダの20ドル紙幣の絵柄に使われていた抜群に美しい景色と、湖水がターコイズブルー（トルコ石の青色）と呼ばれる独特の色合いをもっていることで知られている。 このこの不思議なまでに青い水は、雪解け水と一緒に流入する氷河によって削り取られた微細な土砂が湖水を浮遊し光が屈折するためであると言われている。

今回は、この美しいモレーン湖を、日の出の中で眺めてみた！ バンフのホテルを朝4:30に出発。もちろん外はまだ真っ暗だ。 ガイドの話を聞きつつ1時間ほど車を走らせ、モレーン湖へ。外も次第に明るくなってきた。 到着後、見晴らしのいい場所まで7～8分ほど歩く。上り坂だが、きちんと舗装されているので歩きやすい。

そして、ついに到着！ 神秘の湖、モレイン湖が目の前に広がっている！ 写真で見るよりも何倍も絶景だ！！ 通常大勢のビジターで賑わっているこの場所も、早朝のため貸切で楽しめる。 ふと見ると、こんな早朝にも漕ぎ出すカヌーを発見。

こちらは湖畔からの景色。同じ湖でも、上から見るのとは大分雰囲気も湖の色も違う。 朝陽がテンピークスと呼ばれる峰に映っている。

4:30～7:30のこの早朝のモレーン湖ツアー。「頑張って早起きしてよかった！」 神々が創り出した大自然の素晴らしさに「早起きは三文の徳」を心から納得した。