今回はバンクーバー・オリンピック開会式の裏話しをご紹介したいと思います。
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当日開会式が始まる3時間前に会場のBCスタジアムに到着しましたが既に、人・人・人で溢れかえっていました。写真奥に見えるセキュリティーゲートを通過しないと会場には入れないのですが、とにかく一人ひとり丁寧にチェックをしていくのでこの写真を撮ったところからテントまで1時間以上並びました。。。このとき雨が降っていなくて本当に良かったです。
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さてやっとの思いで無事会場に入ることができ、ワクワク興奮しながら席へ行きますと、、、
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各席には開会式のプログラムと一緒に箱が置かれていました。
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そして各箱には席番号が印字されていて、 箱の裏には番号’7’。何が何だかサッパリ???です。
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するとステージ上には赤のニット帽を被った可愛いお姉さんが登場し、箱の説明をし始めました。まず箱の裏の数字は、開会式が始まる直前のカウントダウンで観客が席から立ち上がる順番を示していました。私の箱は’7’ですのでカウント7のときに、両手でこの箱を天に掲げながら勢いよく立ち上がります。もちろん雄叫び付きです。この練習を5回は軽くしました。カナダではカウントダウンのシーンも放送されたようでしたが日本ではどうだったでしょうか。。。
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そして次に箱を開ける指示が出ましたので開けてみると、中にはポンチョ、カナダの国旗、太鼓のばち、ペンライト、ミニ懐中電灯が入っていました。ザ・開会式スターターキットです。
広げてみるとこのような感じです。箱が太鼓になってバチでリズミカルに叩いたり、ペンライトやミニライトで光りを動かすタイミングの練習を30分ほど掛けて何度もしましたが、あくまでもこれはリハーサル。開会式の内容が明かされてないので何の音楽に合わせるのか、どの場面で使用するのか、とにかくニット帽のお姉さんと同じ格好をしたボランティアの人たちが席横の通路に出てくるので合図を待つようにとのこと。。。
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ほとんどの人たちが自分が応援する国の色や国旗を身に纏ってましたが、皆ポンチョを被って同じ姿になりました。そしてしばらくして開会式がスタート。私たちの練習の成果はどうだったかというと。。。。
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こちらのシーンは覚えていますでしょうか。青や緑の明かりが点いたり消えたりしていたかと思います。写真内右上にあるスクリーン内で確認できますが、実は各ミニライトに①から④までの数字と色が割り当てられていて、画面に自分の番号が現れたらライトを上に照らして消えたら下に戻すというカラクリがありました。
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そしてこちらはペンライトの成果です。リハーサルのときは下から順番にライトを点けていくという指示があったのですが、本番では皆誰か点けたのを確認したら自分もつられて点けちゃった、になってしまいました。でも写真のようにとても幻想的でキレイだったので終わりよければ全てよし、ですね。
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聖火台の一本が出てこないというハプニングが発生しましたが会場の選手や観客、そしてテレビの前でご覧になってた皆さんも十二分に開会式を楽しまれたのではないでしょうか。
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記事作成: メープルファンツアー バンクーバー
カナダ現地に3事務所を置き(バンクーバー、バンフ、トロント)、各都市から現地ならではの情報を元に、日本にはないオリジナルなツアーを企画、提供しております。又カナダ国内旅行中は24時間体制で皆様の旅が円滑に楽しく良い想い出になります様にサポート致します。 一人でも多くの方にカナダを好きになって頂けるお手伝いが出来る様にスタッフ一同頑張っております。
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