連載ライブ英会話 MYカナダ

カナダの女性の地位


 

カナダでは女性の社会的地位は高く、国連が2000年に行った調査では、カナダの女性の地位の高さは、ノルウエー、スウェーデン、デンマークなどの北欧諸国に続き世界第8位となっています(日本は41位)。

カナダで女性が連邦選挙の選挙権を得たのは1918年で、女性政治家も増加の一途をたどっています(上院議員の30%超、下院議員の20〜25%。対男性比で世界29位。日本は101位。2004年)。女性党首や閣僚も多く、1993年に始めて女性首相が誕生しました。

1976年に女性の地位向上を図るために「女性の地位庁」(Status of Women Canada)が発足し、その後、「カナダ人権法」、「権利と自由のカナダ憲章」、「雇用衡平法」が制定され、女性の権利擁護の基盤が確立されました。

現在は、労働人口の約半数が女性で占められ、社会的に高い地位を占める女性の数が増しています。一方で、賃金格差が依然とあることが大きな問題となっています。

Top of page

1981-2008 Copyright (C) Japan Advertising Ltd. Canada Journal, All rights reserved.