北米では個人の能力や個性が非常に重要視されます。このため、他人に対して説得力のあるプレゼンテーションを行うトレーニングが早くから行われています。
特に高校に入ると与えられた課題に基づいてプレゼンテーションを行う授業が多くあるため、高校を卒業したカナダ人は一応のプレゼンテーションスキルを身につけています。
プレゼンテーションスキルを学ぶことは、物事を論理的に考え、考えた結果を整理して発表する能力を身につけるだけでなく、人前で堂々と話す訓練にもなります。また、英語社会において効果的なプレゼンテーションを行うには、英語の発想でものを考える必要があるため、英語の実力をつける上で非常に効果的です。
英語で効果的なプレゼンテーションを行うポイント
- 自国の習慣や文化を基準にせず、欧米の文化や習慣を考慮する。
- ①目的、②本論、③結論の順で話すのが一般的。結論から始めて本論に入っても良い。
- 一つ一つの文章が長くなり過ぎないように注意する。
- できるだけ多くの資料を集め、事例に基づいて結論を出す。
- ゆっくりと、明確な発音で話す。
- よく知らない単語や一般的ではない単語はできるだけ避ける。
- 原稿を読むだけでなく、聞き手とのアイコンタクトを大切にする。
- 十分リハーサルする。
- 終了後、批評を聞いて参考にする。
