【前回のあらすじ】
思いもかけなかったマイケルの提案にシンジ君が面食らった。もちろん、こんなにいい話はない。感謝感激したシンジ君はその場でマイケルの提案を受け入れた。

マイケルの説明では、マイケルの会社ではすでに日本の会社との連絡を始めていて、その文書の英訳と和訳が山ほどあるという。

マイケルは、シンジ君はあくまでも自分の個人的な手伝いをするだけで、会社の社員として働いて給料を出すのではないことを説明してくれた。また、昼間は学校に通い、仕事は夜間や週末に行うことを提案してくれた。

さっきまでは、一時帰国のことばかりを考えていたシンジ君だが、今は、状況が完全に変わってしまった！マイケルに何度もお礼を言い、自分の部屋に入って一人になってみると、嬉しさが胸の中にこみ上げてきた。

その嬉しさを誰かに伝えたくなったシンジ君は、クリスティーンに電話をかけた。

今までになく、あまり緊張しないでクリスティーンと話せそうな気がしたそのとき、誰かがドアをノックした。

クリスティーンにちょっと待ってもらうように言ってドアを開けると、ジミーが何となく険しい表情で立っている。（続く）

ご紹介する単語やフレーズは、この物語のシチュエーションにマッチした英訳です。 シチュエーションによっては様々な単語やフレーズがあるので、類語辞典などを使って調べてみましょう。