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『 第40話 』いよいよCO-OPプログラムを開始

【前回のあらすじ】
シンジ君を嫉妬したジミーだったが、シンジ君が話しかけたことでジミーは、できれば将来は食品会社に就職したいと言った。

翌日、シンジ君は、早速学校でデイビッド先生に一部始終を話し、マーケティングCO-OPプログラムに願書を出した。4月の授業と4ヶ月の企業実習がある合計8ヶ月のプログラムだ。修了するとサティフィケートが発行される。

プログラムの開始にあたってオリエンテーションがあり、担当の講師がプログラムの概要を説明してくれた。

このプログラムでは、経営基礎、コミュニケーションスキル、営業、戦略、会計など、北米で成功するためのマーケティングの基礎知識と営業技術を学びます。
You will learn marketing principles, communication skills, sales management, strategic management, and accounting in order to be successful in North America.

また、プログラムのハイライトである有給企業実習については、実習担当の講師が説明した。

実習先の会社探しは、生徒の希望に基づいて学校がアシストします。しかし、実際にその会社で実習できるかどうかは生徒次第です。正規の就職と同じで履歴書を出し、面接にパスすることが条件です。
Our school will assist you in finding a company for the internship; however, it is up to each student to ensure they get accepted. You have to submit a resume, like you would when looking for a real job, and you have to pass an interview.

教室の雰囲気はさすがにESLプログラムとはぜんぜん違い、生徒の真剣度も大学や専門学校とまったく変わらない。

生徒の英語力も今までとは段違いだった。こんな中で自分もついて行けるかとシンジ君はちょっと不安になったが、同時に競争心もわいてきた。

初日の授業を終わると、シンジ君は急いで帰途に着いた。宿題もあるが、マイケルから頼まれた翻訳もしなければならない。帰宅する途中のバスの中から、シンジ君は携帯でクリスティーンに電話をかけた。最近は、クリスティーンに電話をかけることが多くなってきている。

シンジ
なんとか初日をこなしたよ。クラスが終わったらドット疲れが出た。
I somehow managed to finish the first day. I felt so tired after class.

クリスティーン
最初ちょっときついかもしれないけど、すぐ慣れるわよ。
It might be a bit tough at the beginning, but you will get used to it soon.

帰宅したシンジ君は、マイケルから頼まれた翻訳にかかった。日本の会社から送られてきた1枚の手紙だ。ざっと目を通してみると、特別難しそうな内容ではない。これなら短時間で終わるだろうと思ったのだが、実際に翻訳を始めてみるとなかなか進まない。日本語独特の言い回しが多く、辞書を引いても出ていない単語やフレーズだらけなのだ。

やっと仕上げたときはすでに10時を回り、宿題をすませたときは午前2時になっていた。(続く)

 
  1. 一部始終を話す


  2. 願書を出す


  3. 概要


  4. 有給企業実習


  5. 段違い(にうまい)


  6. 携帯電話
  1. Told the whole story
  2. Submit an application
  3. Outline
  4. Paid internship
  5. Far better
  6. Cellphone
 

ご紹介する単語やフレーズは、この物語のシチュエーションにマッチした英訳です。 シチュエーションによっては様々な単語やフレーズがあるので、類語辞典などを使って調べてみましょう。

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