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『 第53話 』意外な申し出にヒロミちゃん驚く!

【前回のあらすじ】
ヒロミちゃんがあげたいっぱいのお茶で患者さんが回復したのをみて、病院の医者がヒロミちゃんと話したいと言った。

医者は、ヒロミちゃんをカフェテリアに誘い、コーヒーを飲みながら話し出した。

ロッキーには日本人観光客がたくさん来るので、この病院にも日本人の患者さんが時々来るんです。
Many Japanese visitors come to the Rocky Mountains, so we have some Japanese patients in this hospital from time to time.

そんなとき、通訳してくれる人がいれば本当に助かるんだけど、あなたにそれを頼めないでしょうか。もちろんちゃんとお金は払います。
When that happens it’s very helpful if we have a translator. Can we ask you to be our translator?
We will pay you, of course.

意外な申し出にヒロミちゃんは驚いた。“カナダ横断旅行を始めたばっかりなのに、最初に来た町でこんな申し出を受けるとは・・・”

でも、“これもいい経験かもしれない。旅行先でめぐり合ったチャンスが自分探しに役立つかもしれない・・・”

そう思ったヒロミちゃんは、医者の申し出を受け入れた

仕事をいただいてありがとうございます。長期間は無理ですが、私の替わりになる人が見つかるまで、やらせてください。
Thank you for offering me a job. I can’t work long term, but I would like to do it until you can find a replacement.

こんなことができるのも、ワーキングホリデーならではの特権だ。学生ビザで来ていたら、仕事のオファーをもらっても働けないところだった。

ふつうフリーの通訳として雇われる場合、実際に働いた時間にたいしてのみフィーが支払われるが、ヒロミちゃんの場合は、滞在費を捻出しなければならないので、病院側が例外として給料制で雇ってくれることになった。その代り、ヒロミちゃんは病院に常勤することになり、通訳の必要がないときは雑用を手伝うことになった。

手始めに、ヒロミちゃんは、来院する日本人の患者さん用に、病院側が聞かなければならない質問の一覧を和訳することを頼まれた。質問に対する答えされわかれば、病院側ではまずは対応できるからだ。

こうして、病院で働くヒロミちゃんの生活が始まった。
(続く)

 
  1. カフェテリアに誘う


  2. 申し出を受け入れる


  3. ワーキングホリデーならではの特権


  4. 滞在費を捻出


  5. 病院に常勤


  6. 雑用を手伝う


  1. Invite to the cafeteria
  2. Accept the offer
  3. Privilege given only to those with working holiday status
  4. Manage to raise living expenses
  5. Work full time at the hospital
  6. Assist in miscellaneous work
 

ご紹介する単語やフレーズは、この物語のシチュエーションにマッチした英訳です。 シチュエーションによっては様々な単語やフレーズがあるので、類語辞典などを使って調べてみましょう。

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