【前回のあらすじ】
シンジ君の話を聞いたジミーの態度があまりにも紳士的だったのでかえって心が重くなったが、シンジ君が壁を一つ乗り越えたことは確かだった。

インターンシップでの最終日を終えた翌日、シンジ君は世話になったデイビッド先生に近況を報告した。デイビッド先生はシンジ君の報告を聞いて心から喜んでくれた。

デビッド先生の言葉を聞いて、シンジ君は視界が開けたような気がしていた。思えば、今までこれほど勉強したことはなかった。以前、デイビッド先生から聞いた成功者の話は、まるで別世界のことのようだったが、今、自分がその成功者と同じような立場にいる！でも、自分が幸運だったことは間違いない。この幸運が続いてくれるだろうか・・・。

その晩、シンジ君は、近い将来、マイケルとドロシーの家を出て、アパートを借りることを決めた。マイケルもドロシーもジミーも平常を装っているが、ジミーが傷心していることは明らかで見るのがつらいし、マイケルやドロシーにとっても自分がいないほうがいいだろう。

クリスティーンにこのことを話すと、またまた予期しなかった方向に物事が進んだ。

いとも簡単に話すクリスティーンにつられてシンジ君はOKしたが、あまりにも早くことが進む気がして、一瞬たじろぐ思いがした。そんな雰囲気を察したのか、クリスティーンが言った。

ご紹介する単語やフレーズは、この物語のシチュエーションにマッチした英訳です。 シチュエーションによっては様々な単語やフレーズがあるので、類語辞典などを使って調べてみましょう。