カナダ留学無料カウンセリング私のワーホリ体験記 B   |  カナダ BC州・バンクーバー

おいしい飛天拉麺発見!


 
 
飛天牛肉拉麺

今、私はカナダに来て9ヶ月目だが、最近よく耳が慣れてきたなぁ、と感じる。 個人差はもちろんあると思うが、自分の場合は特にリスニングが苦手。正直、このまま日本に帰ったらまずいのでは?と思うときが多々あったし、日本にいる時に比べて自分の英語が上達したのか、全く実感がなかった。
だが、部屋でテレビを付けっぱなしにして聞き流している効果があったのか、最近特に、Food TVがよく聞ける様になってきたのだ。一日中Food TVばかり見ているという事もあるが・・カナダのテレビは、全部で約70チャンネルほどあり、それぞれ分野が分かれている。このチャンネルは天気予報専用、このチャンネルはスポーツ専用など・・そこが日本と違って面白い点だ!そしてやっぱり、テレビはリスニング力UPには重要なアイテムだと思う。

そんな私が最近、Food TVでお気に入りの番組がある。
その名は、GLUTTON For Punishment(苦労をいとわない頑張り屋)。ホストはBob Blumer、彼は料理本の著者でありフードコーディネーターだが、まったくお高くとまっていない。題名の通り苦労をいとわず、様々なチャレンジをする。
そして今回のチャレンジは、バンクーバーでMaking Hand-pulled noodles(手打ち中華そば)に挑戦!!

中国何千年の歴史と謳って、よく中国人シェフがガラス張りの厨房で麺を空中で伸ばして作るパフォーマンスをご存知だろうか? 今回、ボブはたった1週間でそれをマスターしなければならないのだ!と、番組の始まりでバンクーバーの中華のお店の看板が何件かパッパッと出た時、見覚えのある看板が・・飛天拉麺の字が目に飛び込んできた!

「これって・・家のすぐ近くにある中華料理屋じゃない?」 私は本当にこの番組を見ていてラッキーだった。そうでなければ、そんなに美味しい手打ちのそばを出す店とは知らずに過ごしていたに違いない。そして、最近、その飛天拉麺に行ってきた!

どうやら、ボブに手打ちの麺の作り方を教えたのがバンクーバーに3店舗ある飛天拉麺のうちの1店舗らしい。私が伺った飛天拉麺(メインストリート沿い)は小さいお店で、ガラス張りの厨房には2人の職人(ご主人と弟子)、フロアには1人で奥さんが仕切っていた。ここが本店かと思われる。

飛天牛肉拉麺

麺はThin, Thick, flat(細、太、平麺)の3種類から選べる。私が迷っていたら、奥さんが笑顔でじゃぁノーマルで。と決めてくれたが、どれがノーマルなのだろう??
注文したのは飛天牛肉拉麺(Small $6.89、Large$7.89)。わくわくしながら待っていると、さっそくご主人が生地を切り出す・・そして、鮮やかな手つきであっと言う間に空中で2〜3回麺を伸ばし、鍋に入れた。時間にして2分はかかっていないかと思われる。さすがだ。
そして、素早く運ばれてきたのがこちら!

麺は細麺。まっすぐで全く縮れていない。スープは澄んでいて、ほどよい塩味がついているだけなのだが、牛の出汁が効いているので抜群においしい。こくがあるのにあっさりしている。そして、何より麺がつるつるとなめらかで、小麦の旨みをしっかり味わえる。更に驚く事に、手打ちの麺が驚くほど均一なのだ。空中で2〜3回伸ばしただけの麺で、こんなに太さが揃っているとは。
カナダから中国へ飛んでいきたくなった。番組中のボブがうらやましい。彼は、修行で香港へ飛んでいったっけ。
具のほうれん草ともやしの上のパクチーと、スープの中のみじん切りされたニンニクが良いアクセントになって、食が進む。Smallでも、かなり量が多くて嬉しい。
肌寒いバンクーバーの冬を乗り切るのに、この麺は不可欠にちがいない。
他にも、豚肉拉麺、羊肉拉麺、刀削麺(その場で麺を削る)、ご飯物、水餃子、焼餃子などがあり種類も豊富。
店内は午後1時半を回っていたが、どんどんお客が入ってきて大繁盛していた。

もし、日本のラーメンとは一味違った本場の中国の拉麺を食べたくなったら、ぜひこちらのお店をお勧めしたい。
そして、話は戻るが番組中のボブは、結局猛練習の挙句、香港で手打ち麺をマスターしていた。
彼の努力にも心から拍手を送りたい!!

Top of page

1981-2008 Copyright (C) Japan Advertising Ltd. Canada Journal, All rights reserved.