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London Fogにハマった!


渡辺優子
渡辺優子(わたなべゆうこ)
2007年2月から9月までワーキングホリデーでトロントに滞在。その後バンクーバーに移る。
東京下町出身、祭り好き。根っからの食いしん坊。活字がお友達。
幼い頃からの夢はフードライターになる事だが、大学時代、就職氷河期にぶちあたり無難な一般企業を就職先に選んでしまい、その後パン屋アルバイト、フランスへワーホリ一年滞在、再び企業受付と職を転々とする。自分が本当に何をしたいのか、日本にいたいのか海外にいたいのか。海外が好きなことは間違いがないが、その為には英語力が必要・・自分を見つめ直すため、また英語とフランス語を両方使いたい!と、思い切ってカナダへ再びワーホリで渡航。カナダで吸収したものを表現していきたい!
London Fog

バンクーバーならではの名物。そう聞いて、みなさんは何を連想されるだろうか? 蒸気時計、トーテムポール、スタンレー公園、2010年冬季オリンピック?? 最近、私はバンクーバーの名物、”London Fog”にハマっている!
もうご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、London Fogはドリンクの名前で、バンクーバー発祥の飲み物と言われている(他にも説があるが・・・)。
「それはどの様なドリンクなのか?」と言われたら、濃い目に入れたアールグレイに、スチームミルクとバニラシロップを加えたもの。

今まで、ありそうでなかったドリンクで、自分は今までカプチーノ党だったのに最近はすっかりLondon Fogばかり飲んでしまっている。 今までトロントに住んでいた時はどこのカフェでも見なかったし、確かにバンクーバーに移ってきてからよく目にする名前だ。最初はいったい何?と敬遠気味だったが、Broadway通りでたまたま見つけたティーラウンジ Steepsで、思いつきでLondon Fogを飲んで、開眼。こんなにおいしい紅茶があったなんて!

Steepsはバンクーバーに一軒のみ、開店して2年のいつも賑わっている人気のティーラウンジだ。内装はアジアとヨーロッパの融合、といった趣で、おしゃれ。さらに、各テーブルには花が一輪。居心地がとっても良い。窓も丸くて、なぜか懐かしい感じすらする。

London Fog

こちらが、私の大好きなLondon Fog($3.80)とチョコレートガナッシュ($5.55)。

このケーキがまた絶品で、チョコクリームとスポンジが上品な甘さで、またスポンジがふわふわしていて最高。ラズベリーソースと絶妙に合う。
こちらのLondon Fogがこんなにおいしいのは、私が思うにアールグレイの質の高さだと思う。

当店では、本格的に紅茶、日本茶、中国茶(ウーロン茶、白茶)、ルイボスティー、ハーブティなどを取り扱っていて、店内でもテイクアウトでも楽しめる。そして、茶葉の販売もしている。何より、世界各国の約二百種類ものお茶缶が並び、それを自由に嗅いで香りを確かめられるのだ。ぜひ、自分のお気に入りの一缶を見つけてみては?意外な新発見があるかもしれない。中には、冒険心をくすぐるお茶もあり、例えば緑茶にイチゴフレーバーが付いていたり。または、ハーブティの中にはティラミスと名の付いたお茶もあり、まるでケーキショップにいるみたい。緑茶に関しては、日本では本来こう飲んであぁ飲んで・・という固定概念を覆す楽しみもある。なんせ、ここはカナダなのだから!味覚の冒険も必要必要!海外にいると、小さな事から大きな事まで日々発見があって、本当に面白い。
London Fog、直訳すれば『ロンドンの霧』なのだが、バンクーバー発祥が確かなのであれば何故、考案者は『Vancouver Fog』と名づけなかったのか?と、真相は全く”霧の中”である。

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